グローバルBizジャーナル連載 第1回 アニメ、マンガ―「食」業界のサブカル活用

秋葉原が電気街というのはとっくに昔のこと。今や「アキバ」にはアニメ、マンガが溢れ、それら「クール」なコンテンツを求めて外国人観光客が押し寄せている。

通りを歩けば大きなリュックを背負った白人男性や、中国語・韓国語の地図を開くアジア系男女を見るのは当たり前の光景だ。「OTAKU」は世界共通語になりつつある。そんな日本のサブカルチャーを、「食」業界は有効に使うことができているだろうか?

「いいえ、できていません」――と断言するのは、㈱シェアコトの武者慶佑氏。

国内大手の自動車メーカーや通信会社、製薬会社など、様々な企業のアニメコラボレーション企画に関わり、飲食業界においてはアニメ活用が積極的なローソンで、ニコニコ超会議(注1)における企画の一部を実施した経験を持つ。

また、ヱヴァンゲリヲン新劇場版(注2)公式プロジェクト「RADIO EVA」でも連載を持つサブカルプラ ンナーだ。

「なにより、日本国内でさえ、きちんと活用できているとは言えません」 武者氏によれば、日本国内には「オタク」は日本に一千万人超いるという。

アニメやマンガなど広義の「サブカル(サブカルチャーの略称)」で考えた場合、 日本の若者の大半はサブカル好きに含まれる。

「『アニメを使えば売れるでしょ?』 と簡単に考えている企業は思いのほか多いのです。しかし、アニメのファン――いわゆる『オタ』ですね――は、自分の好きなアニメのキャラクターが 安易に使われると、逆に拒否反応を示します。

たとえば極端な例でいうと、『俺の嫁(注3)に何するんだ』となるわけです」

では、ファンから拒否反応を招かな いためにはどうすればいいのだろうか。

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